新卒でWeb系自社開発企業から内定を貰うために僕がやったこと

新卒でWeb系自社開発企業から内定を貰うために僕がやったこと 未分類

この記事では、新卒で都内のWeb系自社開発企業から内定を貰った僕が、内定を貰うためにやったことをまとめていきます。

また、記事の後半では「これもやっておけば良かった」と感じた「他の就活生と差別化するための経験や武器6つ」について、まとめていきます。

実体験をベースに書いていくので、少しは参考になるはずです。




僕の自己紹介

はじめに、筆者の自己紹介です。

・日本大学理工学部(23卒)
・大学は土木専攻(非情報系学科)
・大学,学部の偏差値は52~53
・大学2年の11月からプログラミング学習開始
・都内Web系自社開発企業 内定
・約2ヶ月で就活終了(1/19~3/16)

上記の通りです。理系ではあるものの高学歴といったわけでもなく、大学も情報工学を専攻している訳ではありません。

しかし、そんなごく普通の大学生でも、Web系自社開発企業から内定をいただくことができました。

そこで、同じようにWeb系自社開発企業を志望している大学生に向けて、自身の経験談をまとめていきます。

僕がやったこと①:継続したプログラミング学習

1つ目は、継続したプログラミング学習です。

やはり新卒から即戦力を求めているWeb系自社開発企業に入るには、個人でのプログラミング学習は必須となります。

僕自身も、プログラミング学習を始めた大学2年の11月~就活を始めた大学3年の1月中旬までの期間(1年と2ヶ月半)で、1000時間は学習したと思います。(おそらく1100時間ほど)(ポートフォリオ作成の時間も込み)

具体的には、下記を学習しました。

・HTML
・CSS
・JavaScript
・jQuery
・PHP
・Laravel
・WordPress
・Python
・Linux
・Git
・SQL
・AWS

手あたり次第、学習していったため、様々な言語・フレームワーク・ライブラリを学習できたと思います。

そして、このことを面接で話すと、技術に興味があると思ってもらえました。

僕がやったこと②:良質なポートフォリオの作成

2つ目は、良質なポートフォリオの作成です。

ポートフォリオを作成した理由として、Web系企業では必ずポートフォリオの提出が求められるからです。そのため、ここは欠かせませんでした。

具体的に、僕は「全国のプロ野球ファンが交流できる掲示板サービス」を開発しました。

使用技術としては、PHP, Laravel, AWS, MariaDB, heroku, GitHubを主に使って、開発しました。

また、Web系自社開発企業が新卒に求めているポートフォリオのレベル感に感じては、下記の記事にまとめてみました。

参考:【僕が感じた】Web系自社開発企業が新卒に求めているポートフォリオのレベル感について

上記の記事のレベルを満たすポートフォリオを作成した結果、実際の書類選考の通過率としては、5/6社という結果でした。

そのため、2022年3月現在においては、上記の記事を満たすレベルのポートフォリオであれば、書類選考はほぼ通ると思います。

ただ、年々求められるポートフォリオのレベルはどんどん上がってきているため、今後はより高いレベルのポートフォリオが必要になってくるかもしれません。

僕がやったこと③:自己分析・面接練習・CAB対策

僕が内定を貰うためにやった3つ目は、「自己分析・(面接練習)・CAB対策」です。

ここに関しては、就活をするにあたって、どの業界でも必要なことと言えますね。

ここに関して、アドバイスが1つあり、それはポートフォリオ作成と並行して、早め早めから行った方が良いということです。

というのも僕自身、ポートフォリオ作成だけに熱中し、上記3つを疎かにした結果、苦労したからです。

具体的には、自己分析の甘さから、最初の方に受けた企業の面接にて深堀りされた際の回答が弱く、思考の浅さでお見送りになってしまいました。面接に関しては、ポートフォリオ作成に時間を取られ、充分に練習を行う時間がなかったため、いきなり本番の面接を受けながら練習していきました。またCABに関しては、就活中に急いで2日間で仕上げました。

ポートフォリオ作成と並行しながら上記3つの対策を行っていれば、もっとラクな就活になっていたと思います。

なので、ポートフォリオ作成に注力することも大事ですが、並行して「自己分析・面接練習・CAB対策」も早めから行うことをオススメします。

IT・Web業界における適性検査は、基本的にSPIではなくCABでした。ただ、なかにはSPIによる適性検査を実施している企業もあると思うので、その場合はSPIの対策も必要です。

僕がやったこと④:徹底した企業研究

4つ目は、徹底した企業研究です。

僕の場合は、記事の後半部分で説明する「他の就活生と差別化する経験・武器」がなかったため、企業研究を徹底的に行いました。

各企業の自社サービスや事業内容はもちろんのこと、経営理念やミッション、ビジョンや行動指針などを徹底的に調べました。

また、Wantedlyで社長のインタビュー記事など、複数の記事を読み、より企業について詳しく理解しようと努力しました。

そして「自分はどのような過去の経験から、御社のミッションやビジョンに共感できるか」、また「今後どのような具体的アクションにより、企業の行動指針を体現していこうと考えているか」など、企業研究を通して分かったことから思考を深掘りし、面接で企業への興味や熱意を強くアピールしました。

新卒はポテンシャル採用ということもあり、中途よりも「企業への興味・関心や熱意」が見られています。企業研究は疎かにしない方が良いです。

記事前半のまとめ

記事前半のまとめです。

正直、僕がWeb系自社開発企業から内定を貰うためにやったことは、この4つだけです。

① 継続的なプログラミング学習(約1100時間)
② 良質なポートフォリオの作成
③ 自己分析・面接練習・CAB対策
④ 企業研究

上記の通りです。

確かに良質なポートフォリオを作成するために、プログラミング学習を継続することは簡単なことではないかもしれません。

大学の授業や課題もありますし、アルバイトもありますし、僕自身も割と頑張りました。

しかし、僕は頭が良い訳ではありません。偏差値も52,3の普通の大学生です。なので、継続次第では誰でも再現性があると思います。

ただ、就活をしていく中で、「もっとこういう経験しとけば良かったな…」と感じたことは勿論あります。

また、僕と同じくWeb系自社開発企業を受けている周りの就活生は、凄い人も多すぎでした。

なので記事の後半では、そういった凄い就活生たちがどのような経験を積んでいたか。あれば他の就活生と差別化することができる「経験や武器」について、まとめていきます。

他の就活生と差別化する経験・武器6つ

記事の後半に入ります。

他の就活生と差別化する経験・武器は、下記の通り。

① 高学歴の情報工学専攻
② 大学院でのプログラミングを用いた研究経験・実績
③ 長期インターンでの実務経験・チーム開発経験
④ ハッカソン 参加経験
⑤ コンピューターサイエンスをガッツリ勉強した経験
⑥ 技術テスト・コーディングテスト がち勢

上記の通り。正直、このような経験や武器のある、強強就活生もWeb系自社開発界隈では普通にいました。

そして、こういった強強就活生がヤフーやLINE、楽天やメルカリなどといったメガベンチャーから内定が貰うんだなと感じました。

なので、上記の経験や武器が1つでもあると、強いと思います。




記事のまとめ

ここまで読んでいただき、ありがとうございます。記事もまとめに入りますが、ここで1つ知っておいた方が良い話があります。

それは「新卒でWeb系自社開発企業から内定を貰うことは、わりと難しい」ということです。

これは僕が実際にお世話になった就活エージェントさんから聞いた話なのですが、新卒でWeb系自社開発企業から内定を貰える学生はほんの一部だそうです。

自社開発を目指しているほとんどの学生も、一旦はSler企業, SES企業に入社し、中途採用で自社開発企業への入社を目指す人が多いようです。

Web企業では先ほども説明した通り、良質なポートフォリオを提出してはじめて選考に参加することができる・スタートラインに立つことが出来ます。

なのにも関わらず、Web企業の書類選考を通過するレベルの良質なポートフォリオを用意できる学生は、全体の1割もいないとのことです。(全体の7~8%ほどらしい)

そして、その中から選考が始めるので、内定を貰うことは決して簡単なことではありません。

ですが諦めず、日頃からプログラミング学習を継続し、良質なポートフォリオを作成した上で、自己分析・面接対策・CAB対策をしっかり行い、企業研究も徹底して行えば、Web系自社開発企業から内定を貰うことは十分可能だと思います。

現に、ごく普通の大学生だった僕がそのような行動を取ることで、内定をゲットできたので間違いないです。

ただ、後半で紹介した6つの経験や武器があれば、もっとラクな就活になると思います。

この記事では「僕が新卒でWeb系自社開発企業から内定を貰うためにやったこと(4つ)」と「他の就活生と差別化する経験・武器(6つ)」について紹介しました。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。少しでも参考になっていれば幸いです。